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『骨格疾患だけではない!』つぶやき
UPDATE : 2021. 3. 17
鍼灸治療で思われがちなのは椎間板ヘルニアや関節炎、膝の内方・外方脱臼等の骨格疾患に効果がある治療という概念です。
現に通われているワンコやニャンコには前庭疾患、糖尿病、悪性腫瘍、尿路疾患、膵炎、腎不全、IBDなどなど…
多岐にわたる疾病を抱えた子がいます。
ほとんどのケースでは交感神経が過度に働き筋肉は緊張しっぱなし、心臓はドキドキ、夜もなかなか熟睡できない。そりゃあ病気になりますよ…⤵
収縮した血管はうまく血液を全身隅々まで運べず、瘀血を生み出すでしょう。
そして、その子が持ち合わせている弱いところに症状として現れます。
そんな交感神経優位になってしまった原因は、ウイルスや細菌が外から入ってくる(人ではインフルエンザとか溶連菌とか)ことの少ないワンコやニャンコでは内因性の感情によるところが多くみられます。
同居犬・猫・人に対する不満・嫉妬、あるいは亡くなった時の悲しみ、飼い主さんの心配性・過干渉などの精神的ストレスによるケースが少なくありません(私も複数、飼っているので耳が痛いところですが…)。
鍼灸治療では副交感神経優位にすることで筋肉を緩め、精神を安定させ、排泄を促し、気分を開放することで自然治癒力を高めます。
というわけで、骨格疾患も含めて様々な疾病の根本的な原因を改善することで、元の姿に戻ろうとする自己の力を引き出すお手伝いをするのが東洋医学の基本です。
これは鍼灸治療は違うかな❓と思われたときはどうぞご相談下さい。(とりあえずお電話でもいいですよ👌)