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症例Report

『鼠径ヘルニア』

:2015. 11. 10
:塩見

症例

 

鼠径ヘルニア <チワワ 10歳 雄>

稟告

 

数日前から鼠径部(太ももの付け根)が腫れてきた。

検査

鼠径部のしこりに超音波検査を行うと、腹腔内から脱出した腸管が確認された。鼠径ヘルニアと診断した。

鼠径ヘルニアとは

鼠径ヘルニアとは鼠径部(太ももの付け根)にある鼠径管から、お腹の中の腸管・膀胱などの臓器や脂肪組織が飛び出してしまう病気です。鼠径ヘルニアの原因については十分に解明されていませんが、先天性の異常や外傷によって引き起こされることがあるようです。病態が軽度である時は、ほとんど症状も無く痛みを伴う事もありません。しかし、飛び出した臓器や組織が増えてくると腸管などの血行が悪化し、壊死や痛みを伴います。治療に関しては基本的には手術を行い、飛び出した臓器などを整復する必要があります。

 

外科的処置

 

鼠径部からの臓器や組織の脱出が悪化してきた為に外科療法を選択しました。腹腔内から脱出した臓器を元に戻して整復し、穴を塞ぐ手術を行いました。

DSCN0893 手術前 盛り上がった鼠径部

DSCN0896

腹腔内から脱出してしまった腸管と脂肪組織

DSCN0901

臓器や組織を整復した状態

 

術後経過

 

現在、腸管や脂肪組織の再脱出はみられず、経過は良好です。

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