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症例Report

『鼻腔腺癌』

:2016. 1. 12
:MINAMI

症例

 

鼻腔腺癌 <mix猫 11歳 ♀>

 

主訴

 

持続的な鼻出血

 

CT検査および病理組織検査

 

鼻出血は鼻炎、腫瘍、歯根の炎症、外傷、凝固異常など様々な原因が考えられますが、持続的な鼻出血を呈していたことから、CT検査およびストロー生検による病理組織検査を実施しました。

 

りんご鼻梁レベル

[CT画像(矢状断像)]

左鼻腔内中隔沿いに腫瘤形成が認められた。

 

 

 

67176H1

[病理組織検査]

分化度の低い鼻腺癌との結果>

 

 

外科手術

 

鼻腺癌の治療法としては放射線治療が第一選択となりますが、複数回の麻酔に対する不安や腫瘍が限局していることなどから、飼い主様のご希望もあり外科手術を実施することとなりました。鼻梁背側からのアプローチで鼻中隔ごと腫瘤を切除し、鼻甲介も大きく切除しました。

DSCN0537

術中写真1

 

DSCN0543

術中写真2

 

 

放射線治療

 

手術後の覚醒も問題なく、その後も食欲など問題なく週術期を乗り越えてくれました。術後の放射線療法を再度勧め、大学病院にて週1回、計4回の放射線治療を行うこととなりました。(8Gy(グレイ)×4回照射)

 

経過

 

軽度のくしゃみは残るものの、現在のところ明らかな再発は認められず、元気に生活しているとのこと。
鼻腔腺癌に対する治療として、犬では外科的なアプローチの後に放射線治療を実施することで生存期間が有意に延長したとの報告があります。しかし、猫での同様の報告は少なく、今後どうなるのかは要経過観察ではあるが、良い予後を期待している。

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