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症例Report

『間欠的な嘔吐 内視鏡検査』

:2016. 10. 15
:佐藤

症例

 

間欠的な嘔吐 <トイ・プードル 2歳 オス>

 

主訴

 

間欠的な嘔吐が認められる。嘔吐の原因となりやすい食事の問題や異物の誤食等は認められずはっきりとしない。

 

血液検査・超音波検査所見

 

血中タンパク質、アルブミンの低下は認められず、肝酵素や腎臓系の検査所見も参考範囲内であった。

消化管の粘膜構造に異常は認められなかった。消化管自体の厚さは4.7mmと軽度肥厚が認められた。また、局所的に粘膜層内の高エコー像は認められなかった。

 

 

内視鏡検査所見

 

内視鏡検査所見は、肉眼的には明らかな異常所見を認めなかった。

病理検査結果

 

十二指腸および胃の細胞を採取し、病理組織学的検査を行ったところ、軽度のリンパ球形質細胞性腸炎、軽度のリンパ管拡張と診断された。

リンパ球形質細胞性腸炎、リンパ管拡張症について

 

慢性的な、間欠的な嘔吐を認める場合にはリンパ球形質細胞性腸炎やリンパ管拡張症を認めることがある。この病気の場合には、重要な鑑別しなければならない疾患がある。内視鏡における組織生検や開腹下の全層組織生検を行うことで腫瘍であるリンパ腫との鑑別を行う。病理組織での検査では判断がつきにくい場合もあるが、治療の選択やそこから先の予測を行うためには行うべき検査である。

 

その後

 

診断がついてからは、軽度であるために食事の変更から行った。現在は症状が落ち着いており、定期的な血液検査によってタンパク質やアルブミンの検査を行っている。再度症状が出る場合には炎症を抑える治療を行っていくことを検討していく予定である。

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