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症例Report

『股関節脱臼(大腿骨頭切除)』

:2018. 5. 3
:山本

症例

 

股関節脱臼 <キャバリア 9歳 雌>

稟告

 

ボール遊びをしていたところ転倒し、その後から右後肢を地面に付かない。

身体検査

 

右後肢を挙上し立位が難しい状態で、触診で股関節脱臼が疑われました。

レントゲン検査

 

右股関節の前背側脱臼が認められました。

 

治療

非観血的な脱臼の整復が可能であったため当初はエイマースリング包帯を施して内科療法を試みましたが、暫くして再脱臼を起こしたため外科治療を行うことにしました。

外科手術

股関節脱臼の外科治療にはいくつか方法がありますが、今回はその中でも一般的に行われる大腿骨頭切除術を実施しました。この術式は大腿骨頭を切除することで大腿骨と骨盤との接触をなくし、その結果線維性偽関節を形成させることで股関節の機能回復を目的とするものです。

 

露出した大体骨頭部

大体骨頭切除後

術後レントゲン

 

 

術後経過

 

術後の経過は良好で、右後肢をしっかり接地負重して動けるようになりました。内科治療中にやや筋量が低下しましたが、順調なら時間をかければ取り戻せると思います。

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