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症例Report

『皮膚組織球腫』

:2016. 7. 25
:塩見

症例

 

皮膚組織球腫 <ミニチュアシュナウザー 3歳 去勢オス>

 

稟告

 

右前肢のしこり

 

臨床所見

 

右前肢手根部に1cm弱のしこりが存在。外見上はピンク色でドーム状に盛り上がっていました。そのまま経過を追っていましたが、徐々にしこりが拡大し、気にして舐め壊す事が増えてきました。飼い主様と相談し麻酔下による外科切除を行うことにしました。

 

DSCN1854

右前肢のしこり。舐め壊し一部に潰瘍がみられる。

 

治療

 

麻酔下において右前肢しこりの外科切除を行いました。病理検査を行った結果は皮膚組織球腫と診断されました。現在、しこりの再発も無く経過は良好です。

DSCN1856

術中写真。しこりを切除した。

DSCN1859

術後

 

 

 

皮膚組織球腫とは

 

犬の皮膚組織球腫は主に3歳以下の若齢犬で発生が多く見られる良性腫瘍です。通常は単発性で頭部、耳介、四肢などに境界明瞭なドーム状のしこりが発生する事が多いです。ほとんどの症例では3ヶ月以内に自然退縮する事が多いので経過観察とする事が多いのですが、今回のように拡大や舐め壊してしまっている症例に関しては外科手術が必要になってくることもあります。

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