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症例Report

『耳血腫』

:2016. 4. 12
:佐藤

症例

 

耳血腫 <シーズー 10歳 メス>

稟告

 

突然右耳を気にするようになり、触ると腫れていたとの主訴で来院した。右耳は常に傾けており、触ると重度の腫脹と液体の貯留、熱感が認められたため、耳血腫と診断した。

耳血腫とは

 

耳血腫は、犬にも猫にも認められる疾患で、耳の軟骨板内に血液が貯留する状態である。軟骨の骨折により出血が起こり、血液が貯留した状態が続くとやがて固く変形を起こすとされている。治療は一般的には外科手術か、定期的に貯留液を抜くかにわかれる。どちらも耳の変形が起こるとされるが、近年インターフェロンによる治療の報告があげられており、今回はインターフェロンおよび抗炎症薬による治療を実施することとした。

治療

 

貯留液を抜くことはせずに、29Gの針を用いて患部にインターフェロンを注入した。内服を同時に行い、1週間おきに3回実施した。

耳血腫前

治療後

治療後、耳の症状は消失し、液体の貯留もない状態が得られた。耳を気にするという状態が再び起これば、再発することもあるため、今後も注意しつつ経過観察を行っている。

耳血腫後

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