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症例Report

『レッグ・カルベ・ペルテス病』

:2014. 9. 13

症例

レッグ・カルベ・ペルテス病(大腿骨頭壊死症) <ポメラニアン 9ヶ月 オス>

稟告

後肢跛行

レントゲン検査

右側大腿骨頭部の不透過性亢進が認められる。また、形状も反対側と比べて歪になっている。

術前
[診断時レントゲン写真]
右側大腿骨頭部に異常を認めた(赤矢印)。

治療

大腿骨頭壊死症は、若齢(3~13か月齢)の小型犬に起こるとされる非炎症性無菌性の壊死である。
通常股関節の触診で疼痛を認め、患肢をかばうため筋肉の委縮が起こることが多い。
治療は大腿骨頭と大腿骨頸部の切除を行う。
術後はリハビリを積極的に行うことで機能の回復を助けることができる。
術前に筋肉の委縮が重度であった場合は機能回復までの期間が長くなることが多い。
リハビリには水中での運動も有効なため、可能であれば実施することが望ましい。
関節の疾患であることから、雨天時や久しぶりの運動時などは一時的に跛行することがある。

術後
[術後レントゲン写真]
右側大腿骨頭および頸部の切除が確認できる(黄矢印)。

その後

術後定期的に状態のチェックを行っているが、徐々に手術を実施した肢を使って走ったりも出来ている。
術前の筋肉の委縮が顕著だったため、まだ筋肉の回復は十分ではないが、順調に回復している。
筋肉のトレーニングのために、問題無い方の足にテープを巻いて患肢を積極的に使わせるという方法もあり、今後も積極的な運動を心掛けてもらう予定である。

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