獣医師・動物看護師募集

症例Report

『副腎腫瘍』

:2015. 2. 3
:塩見

症例

副腎腫瘍 <シーズー 12歳 メス>

稟告

健康診断で来院。元気、食欲良好。

超音波検査

腫大化した右側副腎を確認した。左側の副腎は正常範囲であった。副腎腫瘍が確認されたことから副腎皮質機能亢進症を考慮した。

副腎皮質機能亢進症とは

副腎から過剰にコルチゾールという副腎皮質ホルモンが分泌されている病態。原因としては下垂体(脳の一部分)の腫瘍化によるものと副腎腫瘍によるものに分類される。
犬では大部分が下垂体性と言われている。症状としては多飲、多尿、多食、脱毛、肝腫大、筋肉虚弱などが認められることがある。

CT検査

CT検査による精査を行った。腫大化した右側副腎を確認した。なお遠隔転移を疑う所見は無かった。

図1
CT-3D画像 右側の黄色い部位が腫大化した右側副腎腫瘍

追加検査

追加検査で行ったACTH刺激試験、高用量デキサメタゾン抑制試験の結果から、今回の副腎腫瘍は非機能性腫瘍と判断した。非機能性の副腎腫瘍とは副腎は腫大化しているがホルモンを過剰に分泌することはなく、臨床症状を伴わないことが多い。よって本症例は外科切除などは行わずに経過観察とした。

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