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症例Report

『前立腺癌』

:2016. 12. 13
:吉田

症例

 

前立腺癌による前立腺摘出術 ミニチュア・ダックスフンド 去勢雄 15歳齢

臨床症状無し。他疾患の精査時に、偶発的に超音波検査にて前立腺内の構造の不整を検出した。

腹部超音波検査

 

前立腺内の構造の不整を経過観察したところ、腫瘤が明瞭化された。

 

治療

 

術前の細胞診検査にて前立腺癌が疑われたことから、前立腺摘出術を実施した。腫瘤は前立腺の頭側に位置し、膀胱と離れていたため、膀胱の摘出は行わず前立腺全摘出術とした。腫瘤は骨盤の骨の一部と癒着していた。そのため前立腺を骨ごと切除し、ポリプロピレンメッシュを使用して腹壁を縫合した。

 

 

前立腺癌とは

前立腺癌は犬の前立腺腫瘍のうち最も多く発生し、悪性度が高い腫瘍である。診断時には、リンパ節、肺、骨組織に転移・浸潤していることが多く、治療は困難であり、非常に予後が悪い。

その後

前立腺摘出術後、さらに抗がん剤による化学療法を行っている。
前立腺内の構造の不整を検出してから313日、術後157日経過しているが、尿漏れはあるものの転移・再発はなく良好に経過している。
本症例は、臨床症状も無く、他の疾患の精査中に偶発的に検出されたため、早期の治療が可能であった。一般的に前立腺癌の予後は非常に悪いとされているが、早期発見および治療を行うことで予後を改善する可能性があることが示された。

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